epsilon

落書き

simplicial set 10

http://www.math.jhu.edu/~eriehl/ssets.pdf

 

昨日までの構成を振り返る。

F:\Delta \to Eに対し、R:E \to sSetをe \mapsto Re = (n \mapsto E(Fn, e))により定める。

これは左随伴L:sSet \to Eを持つ、つまりsSet(LX, e) = E(X, Re)がX, eについて自然に成り立つ。

このLの構成はcoendを用いる、つまりXとFのcoend \int_n XnFnをLXと定めることで決まる。

これはFのy:\Delta \to sSetに沿った左Kan拡張になっている、つまりFn = Lynであり、このようなsSet \to Eについて普遍性を持つ。

 

これを一般化できるか。

FをC \to Eとし、sSetの代わりにC上の前層の圏Psh(C)を考えることにする。

R:E \to Psh(C)は(Re)c = E(Fc, e)として定義できる。

これに対してLを定義できるかというと、coendが存在すればよい。